100枚模写:首に手をかけた女性
毎日絵を描き続けることが、どれだけ難しいか。
歳を取ればとるほど、自分の時間がどんどんなくなっていく。
家族がいたり、仕事で一度でもやらないと、そこからズルズルと描かなくなる。
そこで、習慣化をするにはどうすればいいのかと考えた時、
ベビーステップから始めるという方法を実践することにした。
まず、絵を描くことの習慣を目指す。
そこで簡単なものとして、写真を毎日模写することに決めてみた。
・テーマとなる模写の写真を1枚決める。
・1枚5分をベースに最低毎日3枚描くルールとしていました。
→毎日眺めて嫌にならない、飽きない写真を選んだ。
僕は、かわいいモデルの写真を選びました。
デジタルなデータを見ながらにすると、途中でPCで他の作業の誘惑の危険があったので、印刷してデスケルにはめて、一つの模写用を作りました。
時間を決めてよかった点は、描くのが嫌になるのは、描くことが嫌になるのではなく成果物のクオリティと自分の認識が乖離しているので起こる現象だと思っています。
なので、時間に制限をつけることで、自分の中で多少の言い訳がきいて気持ちが楽になった。
描けば描くほど、目元が正面すら見てくれない。。
全部明後日の方向を向いてる。。
下書きをするときもあれば、しないときもあったり。
鼻の下とか角度とかむちゃくちゃ、馬面ばっか。
全体的にまとめられない。描いてて見直すと泣きたくなる。
ただ5分と決めているので、ダメなら次にいくで気持ちの切り替えしやすかった。
キュートなモデルが描きたかったけど、描くたびに、男になってしまう。
60枚目ぐらいで、思いつきでコメントを書くようにした。
各内容は、以下の3つをベースとして考えた。
1) この絵を見てどう思うか?
2)なぜそう思うか?
3)それを解消するには?
といっても精神的に余裕のある時だが・・・
最後の100枚目は、制限時間はなく。
気になるまで描くと決めてなんとか無事に完成。
無事になんとか100枚 描き切れた。
5分×100枚 = 500分 +α
なんだかんだで、3週間ほどかかった。
約9時間、3週間で9時間しか絵描いてないので、
果てしなく画力向上の道には遠い。
画力は向上したかというと、うーんわからないけど。
毎日絵を描き続けれたので、当分はこんな感じで続けていこうかな。
イチロー選手の名言で、「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」にもあるように、続けることがまずは大事。
今度は、奇数は模写、偶数は何も見なく、記憶だけで描くなどで試そうかと思う。